2012/01/16

Remake

takami
綺麗なペールトーン。
上からランジェリーを重ねたリメイクは肩やサイドの色も微妙に違う。普段着ない色だけど、これは着たい‼
今年はシャーベットカラーのパンツとショートブーツやパンプスで。

春先に着れるリメイク続々と入荷してます。

Lingerie

yukari
ヤーチャイカの新作ぞくぞく!
こちらは、Giselle。
サイドのレースが、セクシーなんです。やっぱり下着ってテンションあがります。女の楽しみ。

生きること食べること愛し合うこと。


こんにちは。オーナーの聖子です
2012年、今年も宜しくおねがい致します。
ヨーロッパでの気取った旅行よりも、ぬくい日本の生活が愛おしくあります。

いやー、いきなりですが今年初めてご飯を炊きました。
あっ、やだぁー、お赤飯ではなく白いご飯ですよぉ 笑
わたし人生ほとんど外食ばかりのため、聖子さんてグルメですよねとか言われるのですがホントそんなことなくて。
生きる為に食べるという感じでしょかね。私の外食人生ってばいつからなのかとプレイバックしたら小学生からでした。
親が仕事で忙しいため、食事代を渡されて8才くらいから一人で地元の喫茶店や中華料理店などに通っていました。今それを思うと切なくなります。それがさびしいとかは当時なかったし、自分はそれが普通で、大人になって友人夫婦のお宅でおばあちゃんを含んだ家族7人の団欒に参加した時に涙が出てきました。ああ、家族ってこういうものなのか。。。と感動してしまって。
現在形ワタシも女ひとりでご飯を食べることに全く抵抗がないしフレンチで一人でコース(日本のお店では迷惑になり得ることだが)食べるし、恵比寿時代の近所の富士そばでは「おねいさんいつものね」と顔パスで作ってくれてたよ笑。ひとりでご飯を食べれちゃうなんて周りから見たらかなり寂しい人?に見えるのかもしれないよと言われていたなあ。
よくいく食事の場所には粋な店の人間がいてくれたらありがたい。でもなかなかむずかしいのだ。
だから「あのひと」はいつもそっと「孤独視」されてしまうわけだ。

どこにでも、ひとりでご飯を食べる人が沢山いる。家ごはんを寂しく食べている人がどれほどいるのだろう?奥様に先立たれたおじいちゃんや、長年の彼氏と別れたばかりの女子、旦那さんの帰りが毎回遅いご夫人や、夜まで戻らない共働きの親を待つ子供。レストランでも気軽に人間に声をかけることは不可能なのだろうか?
夜はひとりになるのが恐いほど都会の外は暗くない。街の灯りと人の温もりがあれば、私たちはどこにでもいける。
食べることを楽しみもっと大切にしたい。お店の人達は「ひとりんぼう」の人を恐れずにもっと接して欲しいものだ。食事の皿やカトラリが奏でるノイズは大切に。そのやかましい音楽を下げて、もっと美しい言葉と愛をグラスに注いでおくれ。

EVAのスピリットはファッション産業から、かなり外れています。
わたしのEVAは「ひとりんぼう」のお店。
お客様の今日がどんな一日なのか想像して、オススメニューがあるの。
きっと洋服を作るデザイナーもそのドレスやジャケットを着る人が、どんな一日から始まっているかをイメージできるはず。
何かを模倣し、ストーリーも人物イメージもない仕事をしているひとの服作りや店は、一目見たら分かります。私はそれを否定しません。でもそこには私の居場所がないと感じます。たぶん私は自分の居場所がないから、このお店を始めたのかもしれない。

自分がどこに属したいかで、食べ物もファッションも変わります。でも一生「そこ」なのでしょうか?
時に、人を驚かすような自分でありたいという欲求はありませんか?

私はもっとお客様のことを知りたい。
限りなく自由な貴女は、時に生きるのに疲れ、愛に傷つき、または喜び勇んであけすけなドレスを着たい夜もあるでしょう。
いかようなる貴女の人生の感情を洋服に照らしてみればいいのです。
もしも貴女が黒しか着ないなら、赤を着たのを見てみたいのです。
貴女が美しい耳のカーブをお持ちなら、髪を上げて短いネックレスを付けるべきと勧めるし、首に自信があるならつまった丸襟をお勧めする。

海外の一流のレストランへ真っ白なシルクのドレスで行ったとき、お店の方々の私に対する接客に敬意を感じました。
まさに女のファッションとはそういうもの、おわかりですね?

私はいつもお客様をじっとり見ています笑 でも、オシャレをしていたら見られたいもの!


「ひとりんぼう」大歓迎。
今年も、EVAへようこそ。いらっしゃいませ。